FX初心者の相場予想は逆になる

FX初心者の相場は予想とは逆になる世界

今の私はニュースを意識的に見たり、集めたりはしません。今回は、ちょうどタイミング良く雇用統計の前に「ドルが下落し、さらに、寒波の影響で雇用統計の数値も悪いと予想されていて、さらなる円高が進む可能性が高くなっている」という趣旨のニュースをテレビで見て、「買いポジション保有」を確信しました。

 

テレビや新聞などで「下がる」といえば「上がる」、「上がる」といえば「下がる」と、個人的には思っています。テレビや新聞のニュースで、「株が儲かる」とか、「●●という銘柄が儲かる」と報道されたら、私は「そろそろ売りどきか」と思い、手仕舞いしてきました。

 

おかげで、株で損をした経験はありません。なぜかはわかりませんが、多くの人が騒ぎだしたら、その逆になります。みんなが儲かるといい出したら、そこが天井。「噂で買って事実で売る」という相場の格言にもあるように、噂(予想)とは逆になる世界だと思っています。

 

上がるか下がるかは誰にもわからない。雑誌のインタビューなどで「上がると思いますか?下がると思いますか?」と、よく質問されますが、答えはいつも「わかりません。動いたほうについていきます」と答えます。

 

FX初心者のみなさん、雇用統計もそうですが、それ以外の政策金利の発表時などでも、上がるか下がるかの予想や、その要因についての情報は、できるだけ見ないように、耳に入れないように、そして、もし知ってしまったら、信じないようにしましょう。

クレジットリスクが台頭する世界

世界の金融市場を考えると米国、ユーロ、日本ともに信用不安いわゆるクレジットリスクが台頭している。クレジットカードの使い道や、資産運用としてのFXには十分注意が必要であろう。